ニュース: 2008年6月アーカイブ

東京・秋葉原で7人死亡、10人が重軽傷を負うという事件が発生しました。

犯行は極めて残忍なもので、レンタカーのトラックで歩行者天国に突っ込み3人をはね、

その後車を降りて今度は持っていたナイフで4人を刺して7人もの人を死亡させました。

捕まった男の言葉は

「人を殺す為に秋葉原にきた。誰でもよかった」

というようなもので、一般市民にとっては非常に恐ろしい発言であり、

とても身勝手なものでありました。

明日はわが身ではないが、誰でもいいということは自分自身に

その災難が降りかかる可能性も十分にあり得たかもしれません。

この無差別殺人の背景には、雇用に関する問題があるのではないかと言われており、

さらに携帯電話サイトの掲示板に犯行をほのめかすような書き込みがあり、

まさに現代という今を思わせるような大事件となりました。

しかも場所が秋葉原ということで、なおいっそうの時代性が感じられます。

被害者も若い人が多いというのも一つの特徴かもしれません。

遺族のインタビューを見たときがまた実に印象的でした。

自分の息子が被害にあったというのに、まるで他人事かのように淡々と話す父親。

実際何が起きたのか把握しきれていないような様子だったし、

夢でも見ているのではないかと思われる表情が伺えました。

探偵をやっていたら、いつかはそういう危険に遭遇するときがくるかもしれません。

ただ、探偵たるものそのくらいの覚悟はしておかなければならないだろう(正直恐いのですが……)。

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